ローカルビジネスには欠かせない「Googleマイビジネス」。
今回 ”町のWeb屋 大島” 自身が体験した内容をご紹介します。
登録が完了するまでの時間
Google マイビジネスは、 Google アカウントがあれば誰でもはじめられるサービスで、簡単。
利用に際しては、実際にお店を運営しているかどうかの確認が必要になるため、登録住所にハガキが届き、そこに記載されている番号を入力して、認証、となります。
この Google マイビジネスに登録してからハガキが届く時間が、私の場合は1週間でした。 Google ドキュメント的には 19日間の間に、と書かれていましたね。
データが反映されるまでの時間
Google マイビジネスに入力したデータが、Google検索に反映されるのには多少時間がかかるようで、私の場合はおおよそ 5日ぐらいでデータが反映された印象です。
上図は FireFox で Google にログインしていない状態での検索結果で、Google Chrome (ログイン状態)で ”町のWeb屋” を検索すると下図のように。
企業情報として Google が読み込んでくれた様子が確認できます。
しかし、関連する ”ホームページ制作” や ”データ分析” で検索した場合、 "町のWeb屋 大島" は表示されません。
私の場合は、 Google マイビジネス登録時の カテゴリ 情報が適切でなかった?と判断し、修正。
上図では Webデザイナーとなっていますが、これには訳がありまして、Google マイビジネスで利用できる「カテゴリ」は決まっています。(カテゴリリスト・リンク)
「Web制作」や「Web修正」「データ分析」という項目はなく、あくまで実店舗型のカテゴリリストである事が確認できますね。Google の公式ドキュメントによると、カテゴリがない場合は 近いもの を選択してくださいと書かれています。そのため "ウェブデザイナー" を選択した、という訳ですね。
MEO(地図検索最適化・Map Engine Optimization)
実店舗にとって SEO 以上にインパクトのある MEO、キチンとしておきたいですよね。
基本的には Google マイビジネスの情報を埋めて、その上でできることは.... となるのが MEO。
恐らく Google 的には、ビジネス情報の更新(イベントやセール)を好んだり、ユーザーレビューを好む傾向にあると思いますが、「計測」も大事。
例えば一定の場所で「ホームページ 制作」と検索した結果の 検索順位、自分のお店が上位にあるかどうか知れたらいいですよね。
この欲求を満たそうと思うと有料の MEOサービス、となると思いますが、検索順位の定点観測なら Google Map API を使えば OK でしょう(参考)。恐らく2日ほどあれば地図検索結果の順位を表示するページを作れると思いますので、こちらは 8月の SEO の日に対策してみたいと思います。
ホームページとの融合
MEO的には Google マイビジネスの情報を好む、しかし カラーミー や 楽天市場 などの ECサイトとは Google マイビジネスリンクしない。
例えば、ECサイトで新しく商品を追加しても、Googleマイビジネスには別途追加する必要がある。 Google マイビジネスには追加しなくても特別問題ではありませんが、 MEO 的にはあった方がいい情報。
なんだか複雑な問題のようにも思えますが、API を使えば大丈夫。
ECサイトで商品を登録すると、Google API が働いて、自分の管理する Googleマイビジネスにも新商品を自動で登録。もしくはセールやイベント情報もGoogleマイビジネスに自動追加。手間と時間を節約でき、データの更新が楽しくなりますよね。
この環境を実現しようと思うと、レンタルサーバーでは❌で、VPS などのサーバー環境に Webフレームワークが ○ でしょう。WordPress などでも API を利用できますが、今後の SEO、 MEO の変化を考えると Webフレームワークの方が柔軟に対応できるでしょう。
まとめ
ちょっと ”町のWeb屋 大島” の MEO を最適化?しようと思って調べた結果、 2時間を費やし、そして既存の ECサイト のままでは、MEO ダメじゃん、という結果に。
また Google API なんでもできるな、ということも改めて確認。
他より一歩先のことを取り組むと SEO も MEO もビジネスもまくいくと思いますので、Web戦略に頭を悩ましている方、一度 町のWeb 大島 へのご相談、ご検討頂ければ幸いです。