町のWeb屋のSEO

町のWeb屋大島のSEOに対する考えや取り組みを事例付きでご紹介させて頂きます。

投稿日:2020/06/04    カテゴリ:machiweb

SEO、表面的にはやっていることや効果が分かりにくく、ちょっと地味なことですよね。

町のWeb屋大島のSEOに対する取り組みや考えをご紹介させていただきます。

 

基本的なSEO方針

基本的には、 Google 検索ドキュメント と Google Webmaster Central Blog に従って、Googleを尊重したSEO対応を遵守。

例えば2020年6月時点では、”Core Web Vitals” という指標にGoogleは重きを置いています。

【Core Web Vitalsの項目】

  • モバイル対応
  • 読み込み時間
  • 安全なブラウジング
  • コンテンツの安定性
  • HTTPS
  • インタースティシャル

上記項目、基本的には Google PageSpeed Insights でわかること。

あとは検索結果の上位表示を狙える「Rich Results(構造化)」への対応を行っております。

 

SEO具体的な例(構造化)

先月SEOの相談があり対処させて頂いた事例をご紹介させて頂きます。

構造化、表面的にわかりにくくて、効果もすぐ?にはでなく”地味”ですが、Googleを信じて実行するもの。

実際に構造化を設定したHTMLコードをご紹介させて頂きます。

今回は19ページと限定的なWebサイトだったため、各HTMLファイルに各内容を直接記述。

Googleの構造化認識をチェックしてみると、OKですね。

19ページ全て構造化○でした。

 

SEO具体的な事例(画像・保留分あり)

急ぎで作成したお客様のWebページ、当初SEOは後回しということで画像の alt タグを設置していませんでした。

今回構造化に合わせて画像415枚全てに alt タグを設置(上図参照)。

 

そして業務レポートを作成していると、「えっ?」ということが。

なんと100点から75点に評価が落ちています。

他のWebサイトをみても、軒並み点数は前より悪く、GoogleがSEOに対する評価処理を変えたことが伺えます。

減点内容は、基本的は画像フォーマットを WebP に、ということでテクニカル的には難しくないものの、時間的に短縮処理したい作業。

htaccess による一括処理もありますが、

  • ファイル名が汚くなること、
  • htaccess編集へのリスク

これらを考えると、躊躇するもの。

 

参考までにGoogle Webmasterのコードを確認してみると、.webp しか用意されていません。「JavaScriptで処理?」と思ってもそれらしい記述は見当たらなく、 Safari でも .webp で画像表示。

上図リンク

 

調べる時間もないので、この件については Google のヘルプに投稿[リンク]。

 

SEO対応についてのまとめ

SEO対策については、HTMLタグやコンテンツの内容が大事と言う意見もありますが、町のWeb屋は基本的にはGoogleのドキュメントに従って対処する考えです。

そして半年に1回はアップデートされているGoogleボットへの対応については、”迅速に対応できる環境”が大事と考えます。

上記例のような小規模サイトであれば直接のHTML編集で対応できましたが、ある程度規模が大きくなる場合はDjangoなどのフレームワークによるウェブサイトの運営を推奨。

WordPressについてはプラグインで構造化やWebP対応可能とのこと(未検証)。しかし、既存データへのデータ反映を考えると、小手先ではおわらないかもしれませんね。

以上のことから”環境は変わる”という前提でWebサイトとうまく付き合っていくことが大事と考えられるでしょう。

 

ちなみに今回作業させていただいた、19ページへの”構造化”と”画像alt”設定時間は 10時間(時給換算で 15,000円)でした。

 

本稿作成時間:2時間



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