Webサイト、ホームページと経営
2020年末、「SEOについて相談したいんですけど...」と一通のメッセージ。
事情をお伺いすると、受注増に向けて 検索順位 での 上位表示 を目指したいとのこと。
現状を分析し、他社との比較、それから SEO と MEO(地図検索順位の最適化)の最新事情及び今後の展開を確認。
またなるべく手間をかけずにSEOの成果を出したいもの。
様々な角度から検証した結果、上図のような 15枚におよぶ提案書に。
- 現状分析
- 他社比較
- やったほうがいいこと
- こんなやり方がありますよ などなど
今回のケースでは他社に比べて圧倒的にページ数(コンテンツ量)が少ないことが SEO のマイナスポイントと判断。
Webサイトの コンテンツ量 といえば、ブログ や ニュース などが手軽にできる対策。
しかし、他社と比較しても一気に 200, 300 のコンテンツを作るのは至難の技...
ライターにお願いすればお金はかかりますし、自分たちでブログを書くとなると時間と手間が...
町のWeb屋 大島 からは、以下の選択肢を提案。
- ボットに書かす
- ライターさんにお願いする
- スタッフの方で書く
ボットについては、 Google の GPT-2 で検討した結果、ちょっとイマイチの内容しかけず、また SEO 的にボット調の文章はバツに。
結果、スタッフの方の業務空き時間に書いていくことに。
ここまでの分析からAI ライター・テスト、方針決定まで約 30時間。
ブログ、といえば WordPress のような CMS(コンテンツを作成・管理するシステム) が有名ですが、
- 業務の空き時間
- スマホ
- 簡単に
という条件付き。
そうですね、私自身もブログを書くのは 約 3か月ぶりで継続が一番の難しいポイント。
その「書きにくさ」「継続しにくさ」の壁をブレイクスルーするために、 Googleマイビジネス風にシンプルな投稿システムを検討。
Googleマイビジネス、お使いになられたことがある方はお分かりと思いますが、「シンプル」です。
そのシンプルさを Web でも、ということが今回の要件。
LINEで文章を書いて、「書きにくいな..」と思われた方は多いと思いますが、基本的に多くの SNS や ブログサービスは記入欄が小さかったりで、一行から三行程度。
またスマホで文字を書こうと思うと、キーボードが画面の約半分を覆います。この環境が「書きにくい、ストレス」につながっているんですね。
こういった環境を踏まえて以下の内容で編集部分を実装。
- テキスト欄は 9行以上
- URL貼り付けは自動的に a タグ変換
- 自動保存機能も
- 画像1枚のみセット
スマホで文字入力というと、突然電話かかってきた時に、「あれれ...」 ってなりますよね。その部分は自動保存でカバー。
そのほかに記事の冒頭に画像を掲載できるようにし、スマホで撮った写真をクロップ(切り抜き)できるように。この辺りはお客様の要望にそう形。
詳しくはお見せできませんが、自分でも「なかなか入力しやすい」と関心。
SEO的には 見出しタグやリストを省いたのでどこまで... というのはありますが、その分以下項目でサポート。
- URL(スラッグ)は、 kyoto-〇〇-company-blog-1 という風に SEOキーワード固定で最後の番号を変更していく形
- 構造化
- AMP
- Cookieレス
Google Speed Insights の点数は 75点 という結果に。サーバーが Webp 対応していれば導入も簡単ですが、今回の場合はサーバー webp 未対応で未処理。
SEOの効果は対策から 3ヶ月程度経ってから効いてきますし、これからスタッフの方が頑張って書いた努力量に応じてSEOも効果が出てくるでしょう。
そのほかにも「書く」モチベーションを上げるためにサイト閲覧数をチャート表示、検索結果でどれだけ表示され、どれだけクリックされたか、そしてどれだけ電話ボタンをクリックされたかなどの統計情報も管理画面トップに表示。(Google Analytics API と Google Search Console API)
開発時間 271時間
動画報告数(YouTube) 8本
一人で使うシステムであれば高いですが、数名のスタッフで使う、ということであれば決して高くありませんよね。
「なんで WordPress 使わないの?」とコワーキングの方からも言われましたが、要は
- 自分がシステムに合わせて使う か、
- 自分にあったシステムを使う
なんでしょうね、積水ハウスか大和ハウスといったところでしょうか。自分にあった家 か 家に自分を合わせるか。
こんな風に 町のWeb屋 大島 ではお客様のニーズをお伺いし、周りの環境と今後を予測し、最適なソリューションを提供します。
2021年度 も IT 関係の補助金期待できそうなので、ご検討されている方はお早めにお問い合わせください。
現在 3月後半まで開発が詰まっている状態で、先着順に対応させていただいております。
お問い合わせは公式ページの下部、もしくは直接 oshimamasara@gmail.com までご連絡ください。