WordPressのプラグイン開発完了(連続決済の実行及びプラグイン利用制限 etc)

3ヶ月に及ぶWordPressプラグイン開発を完了したので記録。

連続決済、決済方法5種類、Stripe決済後の独自WordPress管理画面など

投稿日:2020/11/04    カテゴリ:machiweb

今年 7月末から 3ヶ月に及ぶ開発期間を経て、無事 WordPress のプラグインを納品することができましたのでご報告。

お客様のニーズ

  • 連続決済
  • 決済方法は、
     ・一括払い
     ・分割払い(カード会社に依存しない単独割賦)
     ・定額支払い
     ・定額支払いの無料期間付き
     ・定額期間の○ヶ月△円、その後□円という決済
  • ログインなし
  • 分割や定額期間の決済不良をチェックできるようにWordPressの顧客管理画面を
  • プラグインは有料販売検討で、不正に使い回しされないような制限設置
  • 決済に合わせてメルマガ登録
  • 決済に合わせてオプション商品の設定も

連続決済、あまり日本では馴染みがありませんが、海外製のプラグイン「CartFlow」というのが有名。

しかし、CartFlows 、実際に使ってみましたがブラウザの Cookie に依存していることも多く、状況によっては決済できないというエラーが。また管理画面もエラーが発生しがち。

こうした事情からお客様は上記のような自作プラグインを検討。
 

プラグイン開発で工夫した点(連続決済の商品管理)

相談の段階では商品管理を CartFlows のように縦軸で管理する方法をとっていましたが、購入の場合の次のページ、買わない場合の次のページのページフローが管理しにくい、というストレスが。

(CartFlowsの管理画面)

 

WordPressという環境下で何かいい方法は... と考えた結果 jquery.flowchart という jQuery ライブラリでフローチャート方式で商品ページを管理することに。スマホでは一部機能が使えないものの、PCメイン想定ということでこちらを採用に。

(jQuery.flowchartイメージ、実際にはブロックタイトルに商品名、後商品価格を表示するようにセットしました)

このチャート方式の場合、CartFlowsの縦軸管理に比べて平面的にお買い物フローを管理できるので、商品設定をイメージしやすいと好評。データベースとの接続周りは苦労しましたが、なかなか楽しく商品設定をでき、事務作業が楽しくなるな、それで売り上げ伸びれば尚OKと思いました。

 

プラグイン開発で工夫したこと(プラグインの利用制限、不正利用防止措置)

CartFlowsのPro版などもそうですが、通常有料コンテンツに利用制限を設けようと思うとパスワードですよね。

しかし、パスワードも友達に伝えちゃえば、あってないようなもの。

今回のお客様もそれを懸念して何かいい方法はないか、とご相談。

レンタルサーバー、WordPress、プラグイン、こうした環境を踏まえて、プラグインを買った人のメールアドレスをキーにプラグインの利用制限を実行。買っていない人がプラグインを有効化しようとすると,,,

パスワード有無関係なしにプラグインを使うことができません。

内部処理はややこしいのでご紹介しませんが、コレに至るまで Blockchain で購入者を特定しようとしたり Try&Error で3日程費やしました。このように単なる Webサイトや 単なるプラグイン開発であれば低単価で開発できると思いますが、他に例のないことをやろうと思うと時間、かかりますよね。

しかし、多少コストがかかっても、今後不正利用されない(されにくい)、という状況でプラグインを販売できるのは気持ちのいいこと。一人では解決できないことも、Web屋を頼って頂いたおかげでクリアすることができました。

 

この他にも細かい部分で工夫した点ございますが、この記事でお伝えしたいことは「プロに頼ってみると、何ができて何ができないか明確になる、納得できる」ということ。

全てを網羅している訳ではありませんが、知らないこと・分からないことは調べて精神誠意わかりやすくお伝えさせて頂きます。

このプラグインは現在販売準備中ですが、次は LINE App の開発のご相談を頂き、また他に例のないことをやってみようとお話し合いをしています。

尚、こちらの依頼主のお客様はタイに滞在中で日本との時差もあることから、コミュニケーションは主にSNSで、込み入った仕様解説は私が YouTube で解説動画し、情報のやりとりを実行。この3ヶ月間で 18本の YouTube 解説動画を作成し、情報の行き違いを防いだ開発に努めさせて頂きました。

YouTube解説は正直手間になる部分ありますが、双方の生活事情を踏まえ、適時ベストな方法で開発を進めていくよう心がけています。

 

「ん〜、こんなことってWebでできるのかな?」とお思いのあなた、一度 町のWeb屋 大島 に相談してみませんか?

 



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